陶器,漆器買取

陶器,陶磁器,漆器を売るならエコプライスへ

骨董品買取専門店のエコプライスでは作家物の陶器や漆器、数がまとまれば工芸品も買取可能です。幅広い経験豊富な鑑定士が陶器を高価格にて買取しております。個人の方から各法人様の方までご依頼を頂いており「ずっと使わずに眠っていた漆器がある」「土日に来て欲しい」「価値が分からない陶器がある」等ありましたらご相談ください。お客様のご期待に答えられるようにスタッフが努力させて頂きます。出張査定料お客様負担無料にてお伺いさせて頂きます。ご連絡お待ちしております。※お問い合わせの内容により出張,宅配買取が出来ない場合があります。予めご了承ください。
陶器取扱商品|酒器|ぐい呑み|盃|置物|壺|花瓶|香炉|銘々皿|急須|茶碗|水指|香合|菓子器|水滴|ブランド食器

陶器,漆器買取参考価格

商品名参考価格商品名参考価格
岡部 嶺男 鼠志野花生買取価格400,000円清水 卯一 蓬莱白飛茶碗買取価格250,000円
蒔絵 重箱野弁当買取価格200,000円徳田八十吉 壺買取価格100,000円
藤本能道 赤絵面取花壷買取価格100,000円中里太郎右衛門 ぐい呑み買取価格100,000円
加藤孝造 志野茶碗買取価格100,000円八木一夫 彩鳳夢盃買取価格90,000円
井上萬二 白磁緑彫文花瓶買取価格60,000円須田 刻太 天人遊楽買取価格55,000円
初期伊万里 鹿に紅葉買取価格45,000円銀製 急須買取価格75,000円
加藤重高 黄瀬戸茶碗買取価格52,000円井上萬二 青白磁麦文買取価格20,000円
輪島塗吸物椀5客 金蒔絵買取価格20,000円ラリック LALIQUEダフネ小物入れ買取価格16,000円
三代目徳田八十吉 彩釉 花入買取価格10,000円リヤドロフレグランスブーケット買取価格10,000円
平安雲泉造 珈琲碗皿買取価格8,000円博古堂鎌倉彫 高杯天然木漆塗買取価格5,000円

※上記は買取参考価格になります。状態や相場により変動いたしますので、ご了承の程宜しくお願い致します。

買い取り実績多数!遺品整理,お引越し,解体物件買取強化中!


■出張買取対応地域
関東|東京都|神奈川県|千葉県|埼玉県|茨城県|栃木県|群馬県|静岡県|内容により全国

■宅配取対応地域
北海道|北海道
東北|青森県|秋田県|岩手県|宮城県|山形県|福島県
北陸・甲信越|富山県|石川県|福井県|新潟県|山梨県|長野県
関東|東京都|神奈川県|千葉県|埼玉|茨城県|栃木県|群馬県
東海|静岡県|愛知県|岐阜県|三重県
関西|大阪府|京都府|滋賀県|和歌山県|奈良県|兵庫県
中国|岡山県|鳥取県|広島県|島根県|山口県
四国|香川県|徳島県|愛媛県|高知県
九州|福岡県|大分県|宮崎県|熊本県|佐賀県|長崎県|鹿児島県
沖縄|沖縄県

当店が選ばれる理由!

骨董品買取エコプライスが、お客様に選ばれる理由は陶器類だけではなく骨董品・古道具・和家具類の幅広い商品に価格がつき当店だけで買取が終了するケースが多いです。また当店は鑑定歴の長い知識・経験豊富な骨董品専門スタッフがお伺いさせて頂き他店のように入社後すぐのスタッフが査定することはございません。骨董品の買取の実績が多く販路が豊富なため適正価格にて買取が可能なため適正価格にて骨董品の買取が可能です。個人情報の秘密厳守と買取にお伺いする際は屋号の入った車両でお伺いしません。商品買取成立後8日間の返品対応は間違って思い出の物や残しておこうとしてた骨董品を不用品と一緒に売ってしまった等のケースも対応させて頂きます。

取扱商品一覧

作家物から各流派の茶道具を幅広く専門の鑑定士が査定し買取ます。
西洋アンティークの陶器やブロンズ像やアンティーク家具まで幅広く買取中
日本刀の無名から作家物まで取り扱っております。出張買取宅配買取可能です。
油絵,水彩画,リトグラフ,シルクスクリーン幅広く高価買取中です。
掛け軸買取強化中です。数本でも他の商品とまとまればお伺いが出来ます。
時代箪笥,桐たんすから和家具,民芸家具等出張買取させて頂きます。
振袖,訪問着,帯等の着物から帯留・かんざし等の和装小物も査定買取致します。
硯,墨,筆,半紙を買取強化中,遠方でも送料無料で宅配買取可能です。
戦国時代の物からレプリカ迄可能,多少の劣化や部品がなくても買取可能です。
琴や三味線などの和楽器から西洋楽器まで幅広く買取しております。
仏像,作家物人形買取中です。お気軽にお問い合わせください。
戦争資料,軍服,礼服,勲章,満州関連,当時の物を高価格にて買取中です。
レトロカメラ,昔のオーディオ色々と取り扱っております。只今買取強化中です。
贈答品等でずっと保管されてた酒類を少数からでも高価格にて買取中です。
コレクターグッズから、お子様が昔遊んでいたソフビ,玩具迄買取ります。

取扱商品 |骨董品|古美術品|古道具|絵画|掛軸|リトグラフ|シルクスクリーン|版画|陶器|漆器|西洋アンティーク|ブロンズ像|彫刻|置物|人形|着物|日本刀|鎧|甲冑|書道具|カメラ|オーディオ|時計|酒類|レトロ玩具|ブリキおもちゃ|和家具|桐たんす|中国骨董|仏像|仏具|香木|根付|印籠|ペルシャ絨毯|軍服|軍刀|勲章|切手|古銭|他

陶器取り扱い作家

荒川豊蔵石黒 宗麻呂井上 康徳今泉 今右衛門今井 政之
伊板谷 波山勢崎 満岩田 藤七市野 雅彦入江 光人司
永楽 善五郎大樋 長左衛門岡部 嶺男河井 寛次郎加藤 卓男
鎌田 幸二隠崎隆一川北 良造鹿児島寿蔵加藤 十右衛門
川喜田 半泥子金重 晃介金谷 五郎三郎北大路 魯山人金城 次郎
清水六兵衛熊倉 順吉黒木 国昭鯉江 良二酒井田柿右衛門
坂倉 新兵衛坂 高麗左衛門清水 卯一田村 耕一田村 金星
田端志音館林 源右衛門沈壽官 15代辻 清明塚本 快示
坪島 土平徳田 正彦徳田 八十吉徳田順子富本 憲吉
中村道年中村 翠嵐中里太郎右衛門中島 宏西岡 小十
原 清林正太郎藤原 雄藤原 啓藤原 和
古川 隆久松井 康成三浦 竹軒三浦 竹泉三浦 小平二
原 清林正太郎藤原 雄藤原 啓藤原 和
見附 正康山田 光山田 常山八木一夫吉田 美統

陶器,漆器買取で良くある質問

Q:価値が分からない陶器があるのですが出張買取や宅配買取で買取可能でしょうか?
A:ほぼ可能です。宅配買取の場合はメール査定後になります。当社では遠方のお客様から骨董品類の宅配買取をしておりますのでメールに画像を添付して頂き査定後にメールを返信させて頂いております。買取可能であれば、金額を提示させて頂き、お見積りの金額にご納得いただければ当店へ着払いにて商品をお送りください。※トラブルを防ぐため必ずメールにて宅配買取のご予約お見積り後になります。

Q:解体物件で陶器や他の残置物を買取りして欲しいのですが可能でしょうか?
A:可能です。残置物の買取は陶器から古道具まで幅広く不動産屋さんや解体業の方よりご依頼を多数頂いております。お伺いする時間もなるべく調整させて頂きますのでお気軽にご相談ください。

Q:沢山の陶器があるのですがまとめて買取してもらえるのでしょうか?
A:可能です。当社では収集家さんの陶器や蔵出し等での沢山の作家物陶器や工芸品の陶器等の買取実績が豊富です。沢山ある場合は査定に時間がかかる場合がありますので、お客様のご都合に合わせて鑑定士がお伺いさせて頂きます。お気軽にご相談ください。

Q:移転の為陶器や古い物をまとめて引き取って欲しいのですが買取可能でしょうか?
A:可能です。お引越しや遺品整理などで良くあるご相談です。当店鑑定士がお伺いし査定、運び出しをし不要な物の数を減らさせて頂きますのでご安心ください。またご依頼時にこんな不要な物がある等お教え頂いておくとお伺いする際のスタッフの人数を決めやすくなります。

Q:かけている古い陶器がありますが買取可能でしょうか?
A:おそらく買取可能です。100年など経過している陶器はかけている物でも価値がありますので処分せずに鑑定するのをお勧めします。またその際に一緒にあった箱や資料がありましたら査定する際に一緒にお見せください。買取価格が上がる場合があります。

陶器の買取業者の選び方

◆陶器を売るときは「骨董品買取専門店」で!

遺品整理、お引っ越しなどで、日々ご家庭にある歴史ある骨董品が処分されていきます。
ところが陶器を「これは骨董品かも?」となんとなくわかっている方でも、専門店以外のご近所の一般のリサイクルショップに陶器を売りに行ってしまう方も多いようです。
一般のリサイクルショップで取引されているのは、主に家電・家具・ブランド品になります。そういうお店でも、最近は陶器を取り扱うことをアピールしていることがありますが、骨董品の専門店ではない為、陶器の買取価格は期待できない場合があります。
一般のリサイクルショップは、家電や家具・ブランド品などをデータで分析し、査定しています。ところが陶器は種類が多く、また良い作家物の陶器等はそれぞれの流通量が少ないため、買取価格を出すのが難しいのです。そもそも一般のリサイクルショップに骨董品を買いに来る人が少ないため、不良在庫になってしまう可能性もあり、高値がつけられないという事情もあるようです。

【リサイクルショップの骨董品査定】
・陶器や骨董品のデータが少ないため、高値がつけられない
・陶器を正しく査定できるスタッフが少ない、もしくはいない
・店頭販売で売れない可能性があり、高値で買取るのが難しい
・陶器の贋作を見抜く力のあるスタッフが少ない、もしくはいないため、買取しにくい

このような事情があり、一般のリサイクルショップで陶器を買取して貰った時は、陶器の査定価格は安価になりがちです。陶器の売買は経験と知識を必要とします。経験や鑑定力、特殊な販売ルートを確保していないと取り扱いが難しい商品なのです。その為陶器を売る時は「鑑定力のある専門業者」を選ぶのが陶器の査定価格が高くなるコツになります。

【陶器のこぼれ話】
骨董商は出張買取で、全国へ買取に伺っています。そんなとき、時間が余ったら付近の大手家具家電リサイクルショップに顔を出して、陶器や骨董品の掘り出し物を探す骨董商もいます。
「リサイクルショップで人間国宝の●●先生の壺が売られていた」
「アルバイトが査定するから、正しい鑑定ができていない陶器がある」
「思わぬ陶器や骨董品が安く買える」
「良い陶器が500円で売られていて、骨董品オークションに出したら20万になった」
このように、一般のリサイクルショップの陶器査定は骨董商から見ると「甘い」ということが多いのです。
折角の品々が二束三文でお取引されるのは、我々骨董業者からしても忍びないことです。
陶器を売る時は、正しく査定して貰う為にも、是非骨董品買取専門業者にご依頼下さい。

◇まとめ・陶器や骨董品を売るときに選ぶ店は?
・一般のリサイクルショップでは良い陶器の高価買取は期待できない
・陶器の販路を確保している骨董品買取専門業者に査定して貰うのが高値買取のコツ
・陶器を売るなら、骨董品専門業者の店頭や出張買取で!

◆「小規模事業主の買取店」はお勧めできない

骨董品買取店は、大きい店から小さい店まで様々です。
この場合の「大きさ」とは、事業規模のこと。代表的なケースはこんな感じです。

・CMをバンバン打つような有名買取店
・長年経営していて業界にコネのある中規模店
・小規模経営の個人事業主

この中で、小規模事業主とは「会社を設立していない自営業の方」や「個人や家族経営で骨董店を運営されている方」と思っていただければ大丈夫です。
ところで、なぜ小規模事業主へ陶器の買取依頼をするのはお勧めできないのでしょうか?
それは、「資金力」と「鑑定力」が関わってきます。

【小規模事業主の資金力は?】
小規模事業主の骨董品買取店は、大手リサイクルチェーンや大手骨董品店で修業後独立した、比較的若い方が多いのが特徴です。そしてどんな業界でも、独立直後は資金に余裕がないことが多いのです。骨董品を扱うためには、資金力が必要です。資金がないと、貴重な骨董品でも高額で査定できません。同時に、資金繰りが苦しいと利幅を多く取りがちで、売り手が損をしてしまうケースもあります。

【無許可売買の危険性】
他にも、注意してほしい点があります。
骨董品買取はリサイクルの一種でもあるので、色々な法律があります。有名な所ですと日本刀には銃刀法がありますし、剥製の一部や象牙の売買には書類や許可がいるのです。たまに無許可売買で取り調べを受けた同業者のニュースを見ることがあります。独立間もない小規模事業主の場合、必要な書類について知識がないケースもありますので、その点もお気を付けください。

【小規模事業者の良い点】
会社化されていないので融通が利く部分があります。ここは不用品を処分したい、まとめて陶器や不要な物を全部引き取って欲しいというお客様からニーズがある所だと思います。当店の知り合いでも小規模事業者は多くいますがそういった方たちは、価格が付かない陶器でもまとめて引き取ってくれるケースが多いです。「お客さんに頼まれてつい引き上げちゃったよ」という事を良く言ってるのを耳にします。大手の会社ではマニフェストや会社の規約で引き取れない物が多いですが、骨董品買取で買取が出来ない、行けないと断られた場合は小回りが利く小規模事業者さんに質問してみるのも方法の1つです。

逆に言えば、長い歴史のある骨董品買取店は、鑑定力がある程度保証されていますし、資金も確保されています。同時に、買取った陶器の販路も充実していますから、高価買取が期待できるのです。

◇まとめ・陶器の高価買取と安全な取引のためには?
・陶器買取を依頼するとき、独立間もない小規模事業主はお勧めできない
・歴史ある買取店の方が、陶器も安全に取引できる
・陶器の高価買取をしてもらいたいなら、売買経験が多いお店がお勧め

陶器の歴史,種類とは?

■陶磁器とは
陶磁器とは、粘度や陶石を原料に焼かれた器の総称です。日本では「やきもの」、英語では「Pottery」と呼ばれています。

■陶磁器の歴史

<陶器>
陶器は約1万年以上前に作られた「縄文土器」「弥生土器」が始まりです。5世紀頃には唐から新しい陶芸技術が伝わり「須恵器」が登場しました。「須恵器」は山の斜面を利用して造った地下式・半地下式の登り窯を用いて焼かれたもので、土器よりも硬いのが特徴です。
平安時代になると「灰釉陶器」と呼ばれる釉薬をかけた焼き物が誕生。その後、鎌倉時代から室町時代にかけて「山茶碗」と呼ばれる、釉薬をかけない庶民的なうつわが焼かれるようになりました。この頃には各地で優れた窯が作られるようになり、中でも「六古窯(ろっこよう)」と呼ばれる現代にも残る6つの窯元が有名です。江戸時代以降、茶の湯の発展と共に「瀬戸黒」「黄瀬戸」「志野」など、産地によって様々な焼き物が誕生しました。その後、日本の陶器は独自の発展を遂げ、世界に誇る陶芸技術が現代にも受け継がれています。

<磁器>
1610年頃に朝鮮半島の陶工・李参平が、有田で陶石を発見したことが磁器の始まりです。1659年にはヨーロッパから大量の注文が舞い込み、日本の磁器産業が繁栄します。明治時代になると欧米からの最新技術が入り、一気に安価で良質な磁器が大量生産されるようになりました。現代では日本の高い技術が再び世界から注目され、これまで以上に品質にこだわることで日々、発展し続けています。

■陶器と磁器の違い

<陶器>
陶器は吸水性が高く、たたくと低く鈍い音がするのが特徴です。土の素朴の風合いにより温かみを感じることができます。

焼成温度:800~1200℃

作業工程
①土練り(つちねり)
使用する土は大きく分けて「白土」と「赤土」の2種類があります。
②成型
「手がねり」と言われる基本的な作り方や、「手回しろくろ」「電動ろくろ」を使用する方法があります。
③乾燥
3日~1週間ほど乾かします。
④素焼き
釉薬を使用しない状態で約8時間焼きます。
⑤釉薬がけ
釉薬とは陶磁器を覆うガラス質のことで種類は様々です。柄や色など作品のイメージに合わせて使い分けます。表面をコーティングすることで水の染み込みを防ぐ事が可能です。
⑥本焼き
釉薬が乾いたら1300度で約12時間焼きます。
⑦仕上げ
焼きあがった陶器に加工を加えて完成です。

<磁器>
石ものと言われる磁器は、表面が美しく実用性の高い焼き物です。たたくと金属のような澄んだ高い音がします。

焼成温度:1200~1500℃

作業工程:
①成型
磁土や鋳型を使用して成型します。
②乾燥
この工程でヒビや割れを防ぎます。
③素焼き
800~1000℃の低い温度で焼き強度を持たせます。
④下絵付け
素焼きしたものに直接、絵付けをします。
⑤釉薬がけ
⑥本焼き
1300℃前後の高温で焼きます。
⑦上絵付け
上和付けをした場合は800℃でもう一度焼成します。
絵付けの種類:手書き/半印/プリント
⑧完成

■日本六古窯とは
縄文時代から日本人は「やきもの」と共に、さまざまな文化を深めてきました。現代にもその技術は受け継がれており、世界中の愛好家から注目を集めています。

六古窯(ろっこよう)とは日本古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な6つの窯(信楽、備前、丹波、越前、瀬戸、常滑)の総称です。日本古来の技術を継承し、その伝統が現代にも受け継がれています。1948年頃、古陶磁研究家の小山冨士氏によって命名。2017年には日本遺産に認定されました。

■信楽(しがらき)
信楽焼とは、滋賀県甲府市設楽町周辺で作られている陶器のことです。陶土に木節(きぶし)、実土(みづち)、蛙目(がえろめ)を使用しているため、肉厚で大きな焼き物を作ることができます。
信楽焼は焼成する工程によって赤褐色系統(紺色)に発色し、荒めの土質により耐火性にも優れているのが特徴です。信楽ならではの「窯あじ」と呼ばれる温かみのある発色は、窯の温度や焚き方によって変化します。更に表面に焦げを付けることで、一部が黒褐色に染められた、表情が柔らかい焼き物に仕上がります。

<歴史>
狸の置物が代名詞の信楽焼は天平時代に誕生したとされています。聖武天皇が瓦を焼いたのが始まりだと言われており、茶道具の生産と共に数多くの名品が生まれました。現代にも、その「わび・さび」の文化が引き継がれ、住宅や食器など様々なものに使用されています。

■備前(びぜん)
備前焼とは、岡山県備前市伊部地区周辺で作られている陶器のことです。鉄分を多く含む「干寄(ひよせ)」という良質な土を使用します。
釉薬を一切使用せず、1200~1300度の高温で焼成するのが特徴。高温で2週間焼しめるため、「投げても割れない」と言われるほど硬く強度面で優れています。備前焼は多種多様の色合いや模様があり、胡麻(ごま)、桟切り(さんぎり)、牡丹餅(もたもち)、緋襷(ひだすぎ)、青備前(あおびぜん)、伏せ焼(ふせやき)など、その種類は様々です。

<歴史>
備前焼は古墳時代に朝鮮半島から伝わった「須恵器(すえき)」が発展し、変化を遂げたものだとされています。鎌倉時代中期に備前焼として完成し、現在の茶褐色の陶器が焼かれるようになりました。

■丹波(たんば)
丹波焼の生産地は兵庫県篠山市今田周辺です。「灰かぶり」と呼ばれる独特の色と模様が魅力で、灰や炎の当たり方によって様々な表情が現れます。陶器のほとんどが右回りのろくろで作られるのに対し、丹波の陶器は左回りで作られているのが特徴です。立杭焼(たちくいやき)と呼ばれる丹波の焼き物は開窯800年の間、葉形や筒描きなど独特な技法で様々な名品を生み出してきました。

<歴史>
丹波焼の起源は「須惠器」だとされており、常滑焼の影響を受けて開かれました。平安末期の開窯から桃山時代のおよそ400年間「小野原焼」の名称で親しまれましたが、「窯屋」と呼ばれる登り窯が築かれることで、その名前も「丹波焼」「立杭焼」と変化していきます。江戸時代中期頃には茶入れや水差しなどの生産が行われ、釉薬の研究が進むと共に現在は伝統工芸品として多彩の製品が作られるようになりました。

■越前(えちぜん)
越前焼は福井県丹生郡越前町で作られている陶器のことです。釉薬を使用せず絵付けも施さないことが多いため、土の特色を生かした素朴で頑丈なつくりが楽しめます。土には多く鉄分が含まれており、表面が赤黒・赤褐色に焼き上がります。しっかりと焼き絞められた器は水を通しにくく水やお酒、穀物などの貯蔵・保管に優れているのが特徴です。

<歴史>
越前焼の歴史は約850年前の平安末期まで遡り、壺・甕・すり鉢の3種類を中心とした生活用品が主に作られていました。室町時代後期、大きな窯(越前焼生産基地)を完成させることで越前焼は最盛期を迎えます。「北前船(きたまえぶね)」によって現在の北海道から鳥取県まで広く輸送されるようになりました。
しかし、明治時代以降の近代化により甕や壺の需要が減り、窯元の廃業が相次いだのです。その後、日本六古窯として数えられることで、また越前焼が注目され1970年に越前陶芸村の建設が行われました。全国から多くの陶芸家が集まり、現在は焼しめ陶の伝統を生かした様々な作品が生み出される生産地として賑わいを取り戻しています。

■瀬戸(せと)
瀬戸焼は愛知県瀬戸市を発祥とする伝統工芸品で、「日本三大焼き物」として取り上げられるほど有名な焼き物です。焼き物のことを一般的に「せともの」と呼びますが、この語源も瀬戸焼だとされています。
瀬戸焼は「陶器」と「磁器」の両方が作られており、中でも陶器は植物由来の灰から作られる釉薬によって様々な色味が楽しめます。磁器は鉄分をほとんど含まない粘度を使用するため白を基調としたものが多く、ガラスのような滑らかさを楽しむことが可能です。
周辺地域で良質な陶土・粘度が産出されることで多彩なデザインが生み出され、歴史的名品や多種多様な焼き物が多く誕生しています。

<歴史>
瀬戸焼の歴史は平安時代に始まり、室町時代・戦国時代には日本最大の窯業生産地として発展しました。釉薬を全体に施した中国風の焼き物は「古瀬戸」と呼ばれ、日本茶陶に大きな影響を及ぼします。9世紀前半に植物の灰を釉薬にした灰釉(かいゆう)陶器が焼かれることで器の強度を高め、当時は「瓷器(しき)」という名で知られるようになりました。
明治以降になると海外からの注文が増え、1873年ウィーンで開催された万博博覧会により、その知名度が爆発的に高まります。

■常滑(とこなめ)
常滑焼は愛知県常滑市を中心に焼かれており、経済産業省から伝統的工芸品として認定されています。水を吸いにくく耐久性に優れた、酸化鉄(ベニガラ)を多く含む朱泥土を使用するのが特徴です。高い焼成温度で作るため高い強度を持ち、焼きあがると赤褐色の独特な色合いに仕上がります。「常滑焼といえば急須」とも言われるほど、日本一のシェアを誇る常滑焼は朱色の急須がとても有名です。

<歴史>
常滑焼の歴史はとても古く平安時代末期まで遡ります。当時は「古常滑」と呼ばれ、大瓶や大壺の製作が中心でした。
江戸時代には茶の湯で使用する茶道具の需要が高まり小細工物が登場します。この頃には朱泥の登場により急須の製作も始まりました。その後、近代化が進むことによって丈夫な常滑焼は土管や建設用タイルへと需要が広まり、建築陶器が世の中に広まります。現在にもその技術は受け継がれ、国指定の伝統工芸品として世界中の愛好家に親しまれています。

■有田焼とは
有田焼とは、佐賀県有田町を中心に焼かれた磁器の総称です。有田に定住した朝鮮半島の陶工が磁器の原料となる陶石を発見したことが始まりで、江戸時代には「伊万里焼」「肥前焼」ともよばれていました。藍色・赤・黄・金など鮮やかな色を使用し、透明感のある白磁に繊細な絵柄を施しているのが特徴です。有田焼は日本で最も有名な工芸品ブランドとして知らており、一般的に「古伊万里」「柿右衛門」「鍋島藩窯」の有田焼三様式に分かれています。

<有田焼と伊万里焼の違い>
伊万里焼と有田焼のルーツは同じで、オランダの東インド会社が伊万里港で買い付けを行ったことで、有田焼が伊万里焼と呼ばれるようになりました。当時、製造された伊万里焼は「古伊万里焼」とされ、現在は佐賀県伊万里市内で製造されているものを「伊万里焼」、佐賀県有田町で製造されているものを「有田焼」として大別しています。

<有田焼三様式>

・古伊万里様式
古伊万里様式とは白地に青一色の絵付けが施された染付(そめつけ)と、金泥や金粉の金彩を贅沢に使用した絢爛豪華な作品「金襴手(きんらんで)」とよばれる有田独特の様式を意味します。江戸時代まで生産された有田焼のうち「柿右衛門様式」「色鍋島様式」に属さないものは「古伊万里様式」に分類され、柿右衛門様式以外の色絵の典型としてヨーロッパへも多く輸出されました。

・柿右衛門様式
赤を基調とする柿右衛門様式は370年の歴史を経て世界中で愛されています。濁手(いごしで)とよばれる温かみのある乳白色の素地に、余白を生かした左右非対称の絵付けが特徴です。繊細な黒い線と鮮やかな色使いで花鳥風月を描写的に描きます。
美しい赤絵に最も調和する濁手は、繊細な色絵に一番映える素地として改良を続け、1670年代に製法が完成しました。現在は国の重要無形文化財として、その技術が脈々と受け継がれています。

・鍋島藩窯様式
鍋島藩窯とは肥前鍋島藩の藩窯である大川内窯で作られた色絵磁器のことで、中でも「色鍋島」「鍋島染付」「鍋島青磁」の3つが代表的です。当時は将軍家献上を目的に採算度外視で磁器を作らせていました。
「色鍋島」は藍色の呉須(ごす)で下絵を付け、本焼きをした後に赤・黄・緑の3色で上絵を行うのが特徴。限られた色で様々なデザインが施されます。一方、「鍋島染付」は透明感のある素地に藍色の呉須一色で染付を行ったもので、落ち着いた気品のある美しさを楽しむ事ができます。藍色以外の色を使用しないため「藍鍋島」とも呼ばれていました。
また、「鍋島青磁」は質の高い青磁原石を用いた青磁釉で何度も焼き上げるため、青緑色に発色した品のある美しさが魅力です。大半が「鍋島染付」「鍋島青磁」に分類される色鍋島様式ですが、品格を意識した落ち着いた作品が多く、日本磁器の最高峰として現代の伊万里焼にその技術が受け継がれています。

<有田焼の歴史>
有田焼は江戸時代初期(1616年)、李参平が有田の泉山(いずみやま)にて磁器原料の条件に満たす良質な陶石を発見したことにより、日本で初めて磁器の製造が始まります。その歴史は400年にも及び、日本最古の磁器として宮内庁御用品やヨーロッパ王侯貴族の調度品として広く親しまれてきました。

■美濃焼とは
美濃焼の産地は岐阜県東部の東濃地方(多治見市、土岐市、瑞浪市)周辺です。日本の陶磁器生産シェア50%以上を占めており、多くの飲食店や家庭で使用されています。“特徴がないのが特徴”といわれる美濃焼ですが、1300年にも及ぶ長い歴史の中で多彩な陶磁器が作られ「織部、志野、黄瀬戸」など、生産された地域によって様々な名称で呼ばれています。

■益子焼とは
益子焼は栃木県益子町周辺の焼き物で、江戸時代末期からの歴史を持ちます。茨城で陶芸を行っていた大塚啓三郎が、焼き物に適した陶土を探しに益子町を訪れたことが始まりでした。益子焼の特徴としては厚手のぽってりとしたフォルムで、益子町周辺で採れる陶土が気泡を多く含むため、このような形になりました。素朴な味わいが楽しめる益子焼は飴釉や青磁釉など使用する釉薬によって深い色味が楽しめます。

■九谷焼とは
九谷焼は石川県南部地方(金沢市、小松市、加賀市、濃美市)で生産されている陶磁器で色鮮やかな色彩と大胆な絵付けが特徴です。「陶器」「磁器」の2種類があり、どちらも九谷焼の魅力が詰まった美しい上絵を楽しむことができます。
350年もの歴史をもつ九谷焼は、1655年に有田地方で陶技を学んでいた後藤才次郎が、加賀藩からの命を受けて開窯したことが始まりでした。窯が閉鎖されるまでの100年間焼かれた九谷焼は「古九谷焼」として高い評価が付けられており、その技術が現代にも脈々と受け継がれています。

■萩焼とは
萩焼は山口県萩市を中心に焼かれる陶器のことで茶道具として多く親しまれています。締まりの少ない陶土を用いるため、独特の柔らかな風合いが特徴です。浸透性・保水性・保温性に優れており、長年使い続けることで水分が浸透し、器の表面が変化します。土の風合いを生かした素朴な作風で萩焼は多くの茶人に愛用されてきました。

■萬古焼(三重県)
三重県四日市市の伝統工芸品として指定されている萬古焼は、耐熱性に優れた柴泥の急須や土鍋が特に有名です。土鍋の国内シェア80~90%を占め、四日市市・菰野町を中心に窯元が100社以上も存在。近年は高度な技術によりIH土鍋の開発も行われ、時代のニーズに合わせた様々な製品開発が行われています。
萬古焼の発祥は江戸時代中期で、桑名の豪商・沼波弄山(ぬなみ・ろうざん) が趣味で京焼の技法を取り入れて焼き始めたことがきっかけでした。後世に受け継がれ永続することを願い「萬古不易(ばんこふえき)」の印を押したことが「萬古焼」の名前の由来になっています。

■伊賀焼
鎌倉時代に本格的になったと言われている伊賀焼は、三重県伊賀市周辺で作られている陶磁器のことで、素朴で力強い肌合いと優れた耐火性が特徴です。400万年前に生息していた生物や植物の遺骸が含まれる堆積層「古琵琶湖層」から蓄熱力の高い陶土が産出されており、伊賀は貴重な資源の宝庫に恵まれています。
伊賀焼の歴史は1300年にも及び、かつては信楽焼と同じ甕や壺が焼かれていました。桃山時代には区別される作品が多く作られるようになり、左右一対に「耳」と呼ばれる装飾が施されるようになります。自然の灰が溶けてガラス状になる「自然釉」により、伊賀焼は茶陶として多くの茶人に親しまれました。

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